MRはweb面談をどうやって獲得するか?

雑記
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ここ最近のMRの悩みはなんと言ってもweb面談をどのようにして獲得するか、ということでしょう。新型コロナの影響により各医療機関はこれまでにない厳格な訪問規制を敷きはじめ、MRはやるべきことを失い、コンビニや家電量販店などの駐車場でただ時間を無駄に過ごすだけの存在となってきています。

反面、医療従事者のメールボックスには大量の「web面談のお誘い」メールが届くようになりました。これまでだってMRのメール(アポイントのお願いやらweb講演会のお誘いなど)に辟易していたというのに、こうなってくるともはやメールボックスを見ることすら嫌になってきますね。

医療機関によってはそういった混乱を解消するためにweb面談自体を取りやめた施設もあるのだとか‥‥。まあ当然ですよね。そんなの迷惑でしかないもの。

かと言ってMRの身としては医療従事者の方々とコンタクトを取らないことには仕事になりませんから、どうにかコンタクトを取ろうとするわけで。

今回はそんな状況下で、どうやってweb面談を獲得するか、についてのお話です。

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web面談の獲得方法

web面談の獲得方法について、電話往復ハガキQRコード知り合い紹介について述べていきます。

web面談獲得方法:電話

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医療機関に電話してますか?通常MRの仕事というと先生が出てくるまでひたすら待つなんてことが多いものだから、ついつい先生と会うには直接でないとダメと考えている人も多いのではないでしょうか。

けれども実のところ、電話でもいいという先生はそれなりにいます。むしろメールなどのやり取りよりも電話の方が簡単で手っ取り早く用件も済ませられると言う人もいるくらいです。

ただし病院の場合、代表電話にかけてそこから直で先生に繋いでもらうと言うのもなんとも気がひけるもの。そんなときは一度外来受付の方や秘書の方などに繋いでもらい、「○○先生って今お電話大丈夫でしょうか‥‥」などと聞いてみると良いでしょう。

「今なら大丈夫ですよ」「ちょっと控えた方がいいですね」などと教えてくれることが多いです。場合によっては「このくらいの時間に電話くれれば繋いであげれそうですよ」なんて言ってくれることも。

ただし当然ながら電話を嫌がる先生もいますし、忙しい時に電話をすればガチャ切りされることだってあるわけですので、絶対とは言えませんが。一度試してみる価値はあると思いますよ。

web面談獲得方法:往復ハガキ

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往復ハガキを使ったことはありますか?講演会の出欠確認などでエリアに一斉に出したことくらいはあるかもしれませんね。メールアドレスも知らない、電話もちょっと無理‥‥と言う場合には、往復ハガキを活用してみると良いかもしれません。

往信面に用件、このようなご時世なものだからweb面談をお願いしたい旨を記載し、返信面に、連絡を取る用のアドレス記載の欄を印刷しておくわけです。用件が医療従事者の興味を引く内容であれば、返信してくれるでしょう。

この手法は、もともとコンタクトを取る手段がない医療従事者に対する手段として常套でありましたけど、近年ではweb面談を申し込む方法としても有用であることが示されつつあるようです。

ただし当然ながら、ハガキを見てもらえなければ元も子もないですし、そもそもこういったものの返信率というのは極めて低いものだと認識しておく必要があります。100通送って5通帰ってくれば良い方だと、理解した上で実施するといいでしょうね。

web面談獲得方法:QRコード

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QRコードといえば、ガラケー全盛期だった頃からweb誘導の手段として知られていて、今やコンテンツとして使い古された感がありますが、これが活用次第ではまだまだ利用できると言われています。

それは「MAILTO:」の活用です。MAILTO:」+メールアドレスでQRコードを作成すると、読み取った際に一発でスマホのメールソフトが立ち上がり、メールを送れるようになるのです(MAILTO:○○○○○@××××.comをhttps://www.cman.jp/QRcode/で作成してみましょう)。

TeamsやZOOMを使ったオンライン講演会を聴講してもらう際にどうしても相手のメールアドレスが必要な時、大事な用件でどうしてもレスポンスがほしい時などありますよね。そんな時、通常メールなどあまり見てくれない医療従事者でも、QRコードをつけたハガキやチラシによってコンタクトが取れることがあります。

web面談獲得方法:知り合い紹介

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最後は知り合い紹介です。これはすでに医療従事者の誰かとweb面談ができている場合に活用できる手法です。その名の通り、すでにweb面談ができている相手に、同期や同門を紹介してもらうのです。

単刀直入に「誰かほかにweb面談してくれる方を紹介してもらえませんか?」と聞いてみるのも良いですし(ただし自分の情報提供が価値あるものであると相手に認めさせることができていることが大前提ですが)、せっかくの機会なのでwebで会いたい先生はいますか?と聞いてみるのもいいかもしれません。

このようなご時世ですから、医療従事者同士も交流を深める機会が少なくなってきています。「久しぶりに同期に会いたいな」「そういえばあいつは今どうしてるんだろうね」といった言葉をうまく引き出すことができたなら、その会いたがっている先生へ、「〇〇先生が会いたがっているので、web面談をお願いできませんか?」と打診することができます。

まとめ

web面談の獲得方法について色々と述べてきましたが、何より自分自身が価値のあるMRになることが1番です。MR不要論も激化してきているところですが、是非とも自分自身を振り返って、本当に求められるMRとは何かについて、考えてみるのもいいかもしれませんね。

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