MRは面談できない先にどうアプローチをするのか|仕事にならない、なんてことはない?

雑記
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MRの実績について。

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MRは、たとえ全く活動をしなくても、ある程度は売り上げが上がるものですよね。ただ逆に、多少頑張ったと言う程度では実績が伸びないのもまた事実。

10しか頑張らなくても50は実績が上がる。

50頑張ったところで、50以上実績は上がらない。

70頑張ると、70くらいまで実績があがって。

100頑張ると奇跡が起きて150くらい実績が上がる。

私のイメージではそんな感じです。

つまり何が言いたいかと言うと、頑張りが実績に反映しにくいために、頑張りが評価しづらいということなのです。なので、飛び抜けているエース級のMRは本当にすごく見えるし、そうでないMRは結構団子かなと。

さて、そんな頑張りが実績に反映されにくい中、どうやって実績を上げればいいかという話です。もちろん、100頑張ればいい話しなのかもしれませんが、それが結構難しい。

市場を分析して、ターゲットの傾向を読んで、対策を立てて、活動を振り返ってまた対策を立てて‥‥いわゆるPDCAのようなものですが、これをいちいちすべてやっていると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

面談できていない対象はないか?

一気にさくっと実績を上げる方法の1つとして、面談できていない対象(Drや薬剤師など)を狙う、というものがあります。面談ができていないのだから、当然ながら今まで手つかずです。

そんな対象ほど、面談ができた瞬間理解を示してくれて、どどどっと薬を使ってくれたりすることがあります。もし今実績に悩んでいるなら、全く訪問できていない先、訪問しなかった先なんかを狙ってみるといいかもしれません。

普通の方法でコンタクトが取れないなら、普通じゃない方法でコンタクトを取ればいい?

普通じゃない方法でコンタクトを取るとはどんなことでしょう。以下は私の経験した例です。

病院の出口で出待ち

いくらアポイントを出しても取り合ってくれなかった先生です。ダメ元で、夕方から夜にかけて病院の出口で出待ちしました。

偶然を装って声をかけたらあっさりと話ができて、なおかつアポイント用にメールアドレスまで教えてくれたことがありました。しかも「教えてくれてありがとうね」と早速処方が取れてしまったのです。

電話営業のみ

これまた医局前で声をかけても、受付に名刺を出しても全く取り合ってくれなかった先生です。これ以上マイナスはないだろうと思いきって電話営業(その時間外来や病棟業務がないことは事前に調査済み)。

〇〇を専門にされている先生にはぜひとも聞いていただきたいのです、とWEBセミナーを案内しつつ薬を紹介。後にWEBセミナーの案内状とパンフレット郵送で処方が取れたという事例です(WEbセミナーも視聴してもらえました!)。

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上の2つはどちらも特殊な例です。10回も20回も実施して、1回成功すればいいくらいの確率です。

でもどうせこのCOVID 19の影響で活動が制限されているのですから、少しくらい試してみたっていいのではないかな、と。

MRの活動の先入観

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どうしてもMRとは、先生の時間が空くのを待って、直接会って営業するものだという先入観があります。クリニックの先生の診療を何時間も待合室で待ったり、医局前で何時間も立っていたりというのがMR、そんなイメージありますよね。

けれどもそういう営業スタイルって、MRならではのスタイルなんです。

例えばマンションや保険の営業は、病院の代表や地域連携室にがんがん電話してます。私も他の業界で営業をしていた頃は、病院だろうがクリニックだろうお構いなしに電話してました。

もちろん、同じ医療業界の一員として、□□製薬株式会社という看板を背負っている以上、他の業界ほどに無神経に電話したり突撃したりするわけにはいかないですが。

ただこれまでのMRらしい活動にとらわれすぎず、色々試してみるといいのではないかなと思うのです。

まとめ

医療業界も新陳代謝が進んでいます。昔こうだったから、といつまでも同じやり方ではなく、他のMRがやっていない思いもよらない方法を、編み出していければいいかなと思います。

そうすることで、今まで全くアプローチできていなかった先に対して、一気に攻勢をかけることもできるようになるかもしれません。

そんな話でした。

蛇足

上記の出待ちや電話ですが、成功したこともあれば、激烈に怒られたこともあります。もし実施するならば自己責任で‥‥

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