営業車にドライブレコーダーをつけるべき5つの理由!不利な証拠映像の扱いについても解説

雑記
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ドライブレコーダーをつけるべき5つの理由

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ドライブレコーダーをつける理由その1、事故の証拠が詳細に記録される

ドライブレコーダーをつける1番の理由がこの「事故の証拠を記録すること」でしょう。もちろん事故を起こさないことが何よりですが、それでも事故に巻き込まれてしまったり、事故を起こしてしまったりすることが全くないわけではありません。

事故によっては相手に非があった場合…例えば相手の信号無視が原因であったり、無理な運転だったり…。けれども相手が「そんなことはしてない!」と強固に主張してしまい、それが警察への言い分として通ってしまうと、その後の保険料の負担や慰謝料など自分にとって理不尽に不利になってしまう可能性もあります。

そのような時にしっかりと証拠の映像が残っていれば、こちらの正当性を主張することができるのです。

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また対人や対自転車の事故の時などにも非常に効力を発揮します。歩行者や自転車が相手となると、例え歩行者や自転車のマナーが悪かったり交通ルールを無視していたりしても、基本的には自動車を運転している側が100%不利ということになってしまいます。

けれども映像の証拠が残っていれば事故の原因についてしっかりと追求することができ、時に悪質ともされる歩行者や自転車との事故において、自身の過失を回避できる可能性があるのです。

ドライブレコーダーをつける理由その2、車上荒らしや当て逃げの犯人を確認できる

被害が大きくとも相手を特定できずに泣き寝入りする結果になってしまうことが多い車上荒らしや当て逃げですが、駐車中にも証拠映像を録画できるタイプのドライブレコーダーであれば、その犯人を特定できる可能性が出てきます。当て逃げなどの場合、通常自分の自動車保険で修理することとなりますが、相手を特定できれば相手に請求できるようになります。

また車上荒らしならば、ドライブレコーダーの存在そのものがその抑止力になるとも言われています。車上荒らしをする犯人も、最近のドライブレコーダーが駐車中に映像を記録している可能性があることを十分に理解していますので、ドライブレコーダーが付いている車はそもそも狙わない、というのです。

ドライブレコーダーをつける理由その3、自動車保険の割引対象となる

保険会社によって様々ですが、最近はドライブレコーダーをつけることで自動車保険の保険料が割引されるケースも増えてきています。ドライブレコーダーをつけることにより事故の原因究明が早まったり、事故の責任割合の調整がスムーズに進むことが理由としてあげられます。

ただし保険会社が指定する機種である必要があるなど制限が多いこともありますので、何れにせよドライブレコーダーの割引を受ける際には事前に保険会社に問い合わせをして、条件など確認する必要があるでしょう。

ドライブレコーダーをつける理由その4、面白映像が撮れる

野生の動物のかわいいシーンが見られた、空と雲の綺麗な光景が見られたなど、運転中レアな状況に遭遇することも全くないとは言い切れません。そして非常に稀ではあるものの、そのような状況に遭遇した時にドライブレコーダーが記録していれば、あとでYoutubeなどにアップしてアクセスを稼ぐ…なんてこともできるかもしれません。

ドライブレコーダーをつける理由その5、あおり運転などの抑止になる

最近何かと話題に上がるあおり運転ですが、車の後部にドライブレコーダーがつけられていると、高確率でそれを防ぐことができると言われています。ドライブレコーダーが記録しているかもしれない車をあえてあおる人もなかなかいない、ということです。

ちなみに、もし万が一そういう悪質なあおり運転、危険運転を発見した場合は、110番か、緊急性がなければ#9110に通報するようにしましょう。ドライブレコーダーの証拠映像だけで逮捕・取り締まりができるわけではありませんが、情報を蓄積し、参考資料として残しておくことで、今後の警察の助けになる可能性が高いということを、常に意識しておく必要があります。

ドライブレコーダーの機能を解説

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ドライブレコーダーは安いものでは数千円から、高いものだと10万円を越すものまで、非常に多種多様な商品が販売されています。ここではそんなドライブレコーダーの機能について、いくつか紹介していきます。

録画機能

常時録画

常に映像を記録し続け、容量がいっぱいになると新しい映像が古い映像に上書きされていきます。

Gセンサー記録

センサーで急停止や衝撃を検知した際に、その前後の映像を記録する方式です。常時録画と併用されることが多く、常時録画の記録ファイルとは別に保存され、事故時の証拠映像が上書きされる心配がありません。

駐車場監視オプション

駐車中もドライブレコーダーが稼働し、映像を記録するオプションです。常時録画が可能なものもあれば衝撃を感知して前後の映像を記録するものもあります。

車両バッテリーからの電源供給だけではなく、走行中に充電された専用のマルチバッテリーを使っての電力供給のものもあるので、バッテリー上がりが心配な場合はそちらを選ぶようにしましょう。

GPS搭載

映像と一緒に位置や時間、速度の情報までも記録できる機能です。専用のアプリやパソコンで記録された位置情報から走行ルートなどを確認できるものもあるようです。

アクティブセーフティ機能

走行車線のはみ出しを検知しアラームを鳴らしたり、前を走っている車との接近を感知して教えてくれる機能です。安全な運転をサポートし、事故の抑止につながります。

ドライブレコーダーに自分に不利な証拠映像が残っていたら?

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ドライブレコーダーをつけない人の話を聞くと、「自分に不利な映像が残っていた場合、それを見られると困ることがあるかもしれない」といった意見を耳にすることがあります。そもそも自分に不利になるような運転をしないよう努力してほしいものですが。

では実際にドライブレコーダーに不利な映像が残っていた場合、あるいは不利になる映像が残っている可能性がある場合、その映像の提出義務はあるのかについて解説していきます。

事故相手や警察、保険会社にドライブレコーダーを提出する義務はない?

まず、事故時に事故相手や警察、保険会社にドライブレコーダーの映像を提出する義務についてですが、これは一般的にはその必要はないと言われています。ドライブレコーダーの記録はあくまでも自分の所有物であるからです。

裁判になれば提出の義務が発生することも?

ただし裁判に発展してしまうと、話は少し違ってくるとされています。ここは人によって意見が分かれるところですが、大抵は「裁判所に提出を“命令”された場合、それを拒否すると不利になる可能性が高い」といった意見が見られます。

裁判まで発展してしまうようであれば、そもそも提出の有無を自分自身で判断せず、まずはしっかりと弁護士に相談することが第一でしょう。裁判という特殊な場において、ドライブレコーダーの記録が自分にとって有利になるのか不利になるのかなど、素人には予測のしようがないのですから。

営業車にドライブレコーダーをつけるべき5つの理由!不利な証拠映像の扱いについても解説のまとめ

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ドライブレコーダーはいざという時に自分自身を守る大事なツールの1つです。特に仕事柄車の運転が必須で、かつ1日の大半を車での移動に費やしているような営業マンなど、ドライブレコーダーをつけない理由は何1つとしてないと言えるでしょう。

ぜひこの機会にドライブレコーダーの購入を検討してみてもいいかもしれません。

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